99％水潤滑ゼリー

メーカー名：サガミオリジナル（相模ゴム工業）
当店通常価格：980円（税抜）

心地よいサラサラ感とスッキリ落ちる特性
安心・安全を最優先したい方にベストマッチ

コンドームで有名なサガミオリジナル（相模ゴム工業）から、トコトン安全性にこだわった潤滑ゼリーが到着。サガミの愛液代替え系ローションは「サガミオリジナルゼリー」につづき、これで２作目になります。

「99％水」という言葉の響きは、とてつもなくオーガニックで安全性が高いように聞こえますが、じつは“赤ちゃんのおしり拭き”などウェットティッシュ系の商品にもよく見られるコピーで、それほど難しい技術じゃありません。

さらにいえば、市場に出回っている水溶性ローションは、そのほとんどが似たような成分比率であり、少ないものでも90～95％近くは水分のはず。

別に本作をディスるつもりはありませんが、何となくこの商品名は消費者に誤解を与えそうで、かすかな胸のザワつきを覚えました…。

ただし、やはりそこは一流の医療用品メーカー。主成分の水は滅菌精製水を使っていますし、パラベンをはじめ、ホルモン剤など刺激のある化学成分は一切排除。
アレルギーテストもしっかり行っているうえ、原材料も全表記されているので、安全面に疑いの余地はなさそうです。

ゼリーを少量手に取ると、なるほど…確かに感触はほとんど水。
粘度が低く、サラッと伸びて、「洗い不要ローション」と同じカルボマーが入っているせいか、ティッシュで拭けばアッサリと落ちてくれます。

潤滑力と持続性の面でやや物足りない気もしましたが、性交痛を軽減する愛液代替ゼリーとしては十分役目を果たしますし、「体内に入るものは何よりも安全性を重視したい」というユーザーには最適かと思いました。

本作はコンドームメーカーの非アダルト商材なので、そのうち一般のドラッグストアなどでも扱われる可能性は十分ありそう。

そうして認知度が上がれば、ゆくゆくはジェクスの「リューブゼリー」のように、定番の潤滑サポートジェルとしてユーザーから指名買いされるようになるかもしれませんね。

【原材料（全表記）】
水（滅菌精製水）、ポリアクリル酸Na、カルボマー、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、ポリアミノプロピルビグアナイド、多価アルコール、ムコ多糖類、PEO硬化ヒマシ油、pH調整剤